Wi-Fi代だけじゃない——一人親方が見落としがちな通信関連の経費項目
モバイルWi-Fi代以外にも経費計上できる通信関連の支出があります。タブレット本体・クラウドストレージ・図面共有アプリなど、見落としがちな経費項目を解説します。
「通信費」で計上できるのはWi-Fi代だけではない
一人親方の確定申告では、モバイルWi-Fi代を経費にすることは意識していても、それ以外の通信関連支出を見落としているケースが多い。現場のデジタル化が進む中で、経費計上できる項目は思っている以上に広い。
見落としがちな通信関連の経費項目
- タブレット・スマートフォン本体の購入費用:現場での図面確認や写真撮影に使う端末は、事業利用分を按分して減価償却または一括経費計上ができる(10万円未満なら一括計上も可能)。
- クラウドストレージの月額利用料:図面・写真データを保存するDropbox・Google Drive等の有料プランは、事業利用がメインであれば通信費または諸経費として計上できる。
- 工程管理・図面共有アプリのサブスク料金:現場で使うクラウド型の施工管理アプリの月額利用料も経費対象になる。
- ルーター・タブレットの保護ケースやケーブル類:消耗品費として計上できる細かい周辺機器も見落とされやすい。
- ルーターの故障時の修理費・買い替え費用:現場での破損・水濡れなどによる修理・買い替えも経費として認められる。
按分が必要なものと不要なものを整理する
タブレットやスマートフォンのようにプライベートでも使う機器は按分が必要だが、現場専用として購入・契約したものは全額経費にできる。「これはプライベートでも使うか」を基準に、按分の要否をあらかじめ整理しておくと確定申告がスムーズになる。
領収書・明細の保管方法
- サブスクリプション型のサービスはクレジットカード明細で毎月自動的に記録が残るため、年に1回まとめて確認する習慣をつけておくと漏れが少ない
- 機器購入時のレシート・領収書は写真に撮ってクラウド上に保存しておくと、確定申告時に慌てずに済む
まとめ
一人親方の通信関連経費は、Wi-Fi代だけでなく端末購入費・クラウドサービス利用料など幅広い項目に及ぶ。見落としがちな経費を洗い出しておくことで、正しく所得税・住民税の負担を軽減できる。
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